■内痔核(いぼ痔)
内痔核は、肛門と直腸の境目にあたる場所にできたもので、直腸側の粘膜部分には痛みを感じる神経が通ってないので、初期段階では痛みを感じません。この内痔核の進行がすすみ肛門から出てくるようになると脱肛と言います。
■外痔核(いぼ痔)
外痔核で肛門の縁にできたものを「血栓性外痔核」といい、これは内痔核と違って発症する場所が皮膚の一部であり、痛みを感じる神経があるのでかなりの痛みがあります。
この痛みは、歩くことや座ることも出来ないくらい痛い時があり、突然激しい痛みを伴うことも珍しくはありません。激しい痛みがあることもありますが、塗薬や飲み薬を使用することによって、1週間くらいで痛みは消え、1ヶ月位で回復してくれます。
■きれ痔(裂肛)
きれ痔(裂肛)は、肛門の外傷と言ってもよい症状で、硬い便などで肛門の皮が切れて出血や痛みを伴います。肛門を覆っている肛門上皮は、伸展性がなく、広がらずに傷ついたり、切れやすいデリケートな部分となります。
このデリケートな部分を傷つけてしまうのが「便秘」です。便秘で太く硬くなってしまった便を無理に出そうとした時などに傷がつきやすくなり、傷がつくとそこから、きれ痔(裂肛)となっていきます。
■あな痔(痔ろう)
アナ痔(痔瘻)とは、肛門の周辺に膿みがたまり、それが破れることによって瘻管をいう膿みが出る穴ができる病気です。アナ痔(痔瘻)は、「肛門周辺膿瘍」が進行して発症することが多くなっています。
直腸と肛門の境目には、深さが1mm程度の肛門陰窩という小さなくぼみがあり、そのくぼみが直腸側に向いている為に、便が溜まりやすくなっているために、そこから大腸菌や細菌が入り込んでいきます。
通常では免疫力があるので大丈夫なのですが、どうしても風邪やストレスなどで体の免疫力が落ちているときに、くぼみにつながっている肛門腺に感染してしまい、炎症をおこします。この状態を「肛門周辺膿瘍」と言います。
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内痔核・脱肛と診断された30代サラリーマンの手術・治療体験記